身長を伸ばすために 3 身長と睡眠
身長と睡眠の関係(睡眠時の成長ホルモンの分泌)
「寝る子は育つ」とよくいいますが、まさに睡眠は身長を伸ばすことを含め「育つ」のに重要なポイントとなります。
というのも身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。
睡眠にはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)がありますが、成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠後およそ30分ほどのノンレム睡眠の時です。
どのくらい睡眠をとればよいのか
必要な睡眠時間というのは年齢や個人差がありますが、それぞれ時期・年齢別の目安はこちらです。
時期(年齢) 必要な睡眠時間
幼児(6歳まで) 10時間以上 小学生(7歳〜12歳) 9〜10時間程度 中学生(13歳〜15歳) 8〜9時間程度 高校生以上(16歳から) 7〜8時間程度
幼児期・小学生の時期は成長ホルモンの分泌が活発ですし、成長ホルモンの量がそのまま身長の伸びに影響しますので睡眠は非常に大事です。
中学生になると成長ホルモンに加えて性ホルモンも身長の伸びを助けます。
現代人は睡眠不足の傾向があります。睡眠時間に関しては個人差がありますが、十分だと感じられる程度にきちんと睡眠をとることが大切です。
睡眠時に注意すべきこと
身長を伸ばすにはきちんとした睡眠が必要ですが、快適な睡眠をとるために注意すべきことがあります。
まず眠る前の脳への刺激は避けましょう。睡眠直前のテレビやゲームなどは脳へ余計な刺激を与え、興奮状態にし、スムーズに眠ることができません。
また眠る前の食事も注意が必要です。眠る前に食事をとると成長ホルモンの分泌がうまくはたらかなくなります。
「光」も重要な要素です。睡眠時に分泌されるその他のホルモンにメラトニンというものがあります。メラトニンとは睡眠ホルモンと呼ばれ、血圧を低下させるなど、睡眠を促す働きがあります。
メラトニンは光が弱まると増産されます。そのため、明るい場所での眠りはメラトニンが十分に分泌されず、快適な睡眠を妨げますので注意しましょう。
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