身長が伸びるしくみ・時期
身長が伸びるメカニズム
身長が伸びるということは骨が成長するのと同じです。
骨の成長では、破骨細胞によって古い骨を壊し、骨芽細胞によって新しい骨を作るというサイクルでは日々新しく生まれ変わっています。
破骨細胞が古くなった骨を溶かし、その部分に今度は骨芽細胞が新しい骨を形成することで骨の新陳代謝が行われます。
身長はその骨の代謝活動の中で、骨の関節部分にある骨端線と呼ばれる部分が成長することで伸びます。
骨端線は成長ホルモンの作用によって肝臓で作られたIGF-Iとうホルモンの作用によって成長が活発になります。
身長が伸びる時期
身長の伸びは、生まれてすぐの乳幼児の時期以外に、一般的に2度の大きな成長期があるといわれています。
最初の時期は9〜10歳の小学生中学年の時期です。2度目の身長が伸びる時期は12〜14歳の中学校の時期になります。
この時期には場合によっては、年間10cm程も伸びる人がいます。
ただ身長が伸びる時期は、環境・遺伝・思春期を迎える時期などの要素によって個人差がありますので一概にはいえません。
また身長は20歳前半までで成長が止まってしまいますが、これは身長の伸びに関わる骨端線の部分が堅い骨になってしまい成長しなくなるためです。
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